任意売却・住宅ローン延滞

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任意売却

「任意売却(にんいばいきゃく)」とは、住宅ローンの返済が困難になったときに、債権者(通常は銀行などの金融機関)の同意を得て、不動産を市場で売却する手続きのことです。競売にかけられる前の段階で行われる、より柔軟な解決策です。

住宅ローンの延滞をそのまま放置すると、約6か月で銀行から保証会社へ代位弁済され、期限の利益の喪失により元金に対し多くの利息や損害金などが元金に付加されて競売にかけられます。

競売とは債権者申し立てにより、競売事件として裁判所から執行官と鑑定士がその不動産を現況調査をし、相場調査及び入札基準価格等を設定し、期日による入札式での不動産の競り落としがされることを言います。
稀に高く落札されるケースもありますが、一般相場より安く落札されるケースが多く、その借金の負担は債務者へ課せられます。

任意売却の場合、そのほどんどの場合はオーバーローンといい、買った値段よりも売った値段の方が安く、借金が残ります。

残った借金は、分割で支払っていく場合と、他の借金とまとめて破産申し立てする場合とで分かれます。破産申し立てをする場合は弁護士事務所や司法書士事務所に依頼し、手続きを進めて行くこととなります。

また通常の売却とは違い、売却にかかる費用は売買価格から捻出するため、登記費用や仲介料なども実質の負担がほとんど無く、また引越し費用や残置物の処分の費用も捻出できるケースも多くあります。

私は10年間、不動産会社と司法書士事務所を兼任して、任意売却をして借金を確定させてから破産申し立てをする方法で多くの方の借金問題の解消を担当してきました。
家を売って終わりではなく、残った借金をいかに計画的に減らしていき、ゼロに持っていくかが大切です。

当方では身近に借金問題を相談できる弁護士や司法書士と多数提携しておりますので、ご安心してその後の手続きも進めて行ける体制を備えています。
借金問題以外でも、ご離婚や財産分与、ご相続など色々な問題も安心してご相談頂けます。
なかなか最初の一歩に勇気がいると思いますが、少しでも早くご相談頂くことで最良の結果に結びつくことも多いです。ぜひお気軽にご相談下さい。